世界各国では、オーガニック食材が当たり前のように選ばれ、利用されています。日本でも最近でこそオーガニックコーナーが充実してきましたが、まだまだ外食の食材としては一般的ではありません。美味しいジェラートを選ぶとすれば、やはり素材にこだわりのあるものを使っているお店を選びましょう。
イタリアではオーガニックは「当たり前」
イタリアではジェラートの素材にオーガニックのものが使われているということはもはや当たり前の域に達しています。多少高くても、消費者も理解の上で、無農薬のものを選んで買います。実はオーガニックは世界的にはブームで、日本は相当遅れていると言わざるを得ません。
オーガニック食材とジェラートの相性はとても良い
ジェラートは冷凍して保存期間が長くなるので、オーガニック食材を活かすにはとても向いている食べ物と言えます。
オーガニックの食材を作る農家さんを応援する上でも、オーガニック食材を使っているお店を選んで食べることは大事なことだと思います。
ジェラート専門店の中には、そんな農家さんから直接材料を仕入れて材料として使ったり、自家栽培してジェラートに使ったりするお店もあります。
最近では自然栽培の食材を使ったジェラートも登場
「オーガニック」
日本では「有機栽培」と呼ばれるものは、
農薬や化学肥料を使わないで栽培する、
遺伝子組み換え種子を使わない、
有機肥料の土づくりを2年以上行ったもの、
といった基準があります。
が、実は数種類の農薬は許可されていたりします。
「オーガニック」の食材のどこまでが安全か、というのは実際に農家さんと接してみて話を聞いたりしないとわからない部分があります。
最近では、農薬を全く使わないで育て、さらに肥料も使わないで育てたこだわりの「自然栽培」食材を使ったジェラートも登場しています。
自然栽培をするには数年間は土づくりをしなければならず、材料費もかなりあがると思いますが、そんな希少な食材を使ったジェラートを提供しているお店もあります。
こだわりの食材の上を使った上で、そのジェラートは美味しいかどうか
そんな食材へのこだわり。それぞれのお店ではどんなこだわりの食材をジェラートに使っているか、説明書きが置いてあったりして、これを読むのもまた楽しみの一つでもあります。これを読むのも楽しいですが、こだわり食材を使っていながら、味がいまいちだととても残念な気持ちになります。
ジェラート好きとして思うのは、やっぱりこだわりの食材を使うからには、できあがったジェラートそのものが美味しいかどうか。
本当に感動する食材は、ジェラートの美味しさに感動し、その後に思わず説明書きを呼んでしまうような、目が覚めるような美味しさがあります。
美味しいジェラートを選ぶなら、オーガニック食材を使ったジェラートを選ぼう
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